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連結送水管送水口/放水口ほか消防設備プレート製作品について

ご希望の表記内容による別注製作は、主に以下の方法によって対応させて頂きます。
別注製作品である事の製法の違いは、少量製作品を素早く、そして安価にご提供する適切な手段として使い分けられますが、製法ごとに標準既製品との見た目や質感の相違も生じます事をお含みおき願います。

短納期かつ1点製作に適した仕様は以下のうちA〜Cの3種類が主なものです。それぞれの特徴をご理解のうえで、別注製作の際はお選びください。

A:赤色塩ビ樹脂板にカッティング文字貼り
「赤色の塩ビ樹脂プレート」表面へのカッティング文字の貼り付けによって表記します。カッティングによる表記の特長は1枚からの製作でも書体が自由な点と、納期が早い点であり、この「赤塩ビ板+カッティング」は最も納期が迅速であり、見やすく手軽にご利用いただけます。また、カッティング文字は屋外耐候性も備えています。
表面からの文字表記のため、標準既製品等とは質感や色調が異なる点にご注意ください。
Aタイプ製作品の表紙付き承認図面>
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B:赤色アクリル樹脂板にカッティング文字貼り
塩ビ板の場合と同様に、「赤色のアクリル樹脂プレート」表面へカッティング文字の貼り付けで表記します。ただし「赤のアクリル板」は赤の塩ビ板や、既製品の赤色よりも暗めの赤となり、並列で設置する際や使用場所にはご注意が必要です。(裏側が透けやすい傾向があります)
あくまでも「赤色の樹脂板表面への貼り付け」による表記のため、標準既製品とは色調・質感ともに異なります。

C:透明アクリル板の裏面から彫刻
彫刻表記は、1点あるいは少量の製作品に適した方法の一つです。
エンドミルによる機械彫刻のため、書体は丸ゴシックに似た彫刻書体に限定されますが、透明樹脂板の裏側から表記される事によって標準既製品と同じく「透明アクリルの奥側に文字が封入」された状態になります。
そのため既製品と並べて用いても質感や色調に違和感が少なく、表記内容も美しいまま保護されます。
Cタイプ製作品の表紙付き承認図面>
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D:透明アクリル板の裏面から印刷
既製品MDXタイプと同じ製法・工程によって製作するこの仕様は、納期と製版費用等を必要とするため少量製作には向きませんが、製造ロットに比例して1枚当たりの単価が安くなり、同じものをある程度大量にご必要とする場合に適しています。
構造が既製品通りであるため、透明アクリルで封入された既製品と同様の質感や特長を備え、書体やサイズも自在です。
(MDXタイプと同様の面取り加工の有無はつどご指示ください。)

E:ラベルステッカー貼り込み加工
屋外耐候性に優れたフィルム素材製のデジタル印刷ステッカーを板材表面に貼り込む事によってプレート状に加工しますので、質感や色調は標準既製品とは異なりますが屋外の広告看板などにも広く使用されている方式であり、屋外の直射日光が当たる場所での褪色にも特に強い仕様です。
表面は透明ビニールフィルムのラミネート層で保護されており、長年の屋外使用においてもほぼ鮮やかな色調を保ち続けます。

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Q.屋外の送水口に使用できるのか?
A.既製品のほか製作品のいずれも屋外を想定した品質としております。
ただし屋外対応品であっても直射日光のあたる場所や環境条件によって、どの様なものでも年月ごとに経年劣化は進行してゆきますので、長い年数が経過し判読性が低下すればいずれ取り換えて頂く事も選択の一つとしてお考え下さい。耐候性の有無とは言い換えれば経年劣化が遅いか、著しく早いかの違いでもあります。

この経年劣化の度合いや変化は、上記A〜Eのタイプによっても異なり、Aの仕様では長い年月が経過するごとに塩ビ板の赤色が徐々に「うすく」なってゆき、あるいは紫外線による脆化現象によって「割れやすく」なってゆくことも予想されます。
長期年月における色の堅牢性に最も特化されたものは、Eの耐候性ラベルステッカーを貼りこんだタイプです。

Q. 一番安価な製品タイプはA〜Eのどれ?
A.製作品は、表記内容と一括製作数量によっても「最も安価なタイプ」が変わるため、仔細が不明の場合は一概に断定はできかねます。
例えば上記のA〜Cは「1枚からの製作向き」の仕様としておりますが、すなわちこれは1枚のみの製作であればA〜Cのタイプの方がが安価となることを指します。A〜Cのうちでは、同じ表記内容で1点製作あれば概ね、Aの赤塩ビ+カット文字ものがアクリル製のものよりも安価となります。
こうした少量製作品は文字数や段数も価格に影響し、字数がかなり多いものではEのタイプの方が安価となる場合があります。
なにぶん5つのタイプは見た目の質感なども異なりますので、弊社が一方的に価格のみをもって仕様を決める事も出来かねます。表記の違いをご了承いただいたうえであれば、ご希望の表記内容や必要数量、そして希望納期等をご提示いただければ、もっともリーズナブルな方法をご提案させていただく事は可能です。

Q. 一番納期の早いタイプはA〜Eのどれ?
A.数量や付加加工にもよりますが、標準サイズ1枚を前提にすればAが最も早めです。
A〜Cのタイプで約2〜3日以内の出荷ですが、最短納期は別注サイズほか穴あけなどの付加加工の有無によっても前後します。この中でさらに納期の短縮が必要な場合には、300×100mmサイズでのAの仕様(付加加工なし)を推奨いたします。
ただしこれらは小数量のものを迅速にご提供する事が前提であって、それなりに大量の数量がご必要の際には一定の納期とそれに適した工程・製法を要する事にご留意願います。

Q.「カッティング文字による表記」と「裏面彫刻による表記」の書体以外の違いは?
A.カッティング文字は表面側に露出しますが、裏彫刻表記は透明板に封入されます。
カッティング文字には耐候性のある屋外用フィルムを使用しており、板材側の経年劣化(褪色など)は生じえますが、カッティング・アクリル彫刻のいずれも屋外での使用は可能です。
ただし既製品の表記部分が「透明アクリル板で封入された状態」となっているのに対して、カッティング表記はあくまでも「板材の表面側へ表記」されていますから、両者の質感は異なります。

また、カッティング文字は勝手に剥がれたりする事はまずありませんが、不特定多数の手に触れやすい箇所ではいたずら等によって表記文字が破損される可能性は否定できません。
この点では、透明アクリルへの裏彫刻表記のタイプならば表記面が透明板で封入されていますので、汚れや文字の破損に強いうえ、質感も既製品とあまり違和感が無いというメリットがあります。

Q.書体は何が良いのか?
A.基本的には読みやすいゴシック体(丸ゴシック・角ゴシック)が推奨されます。
特にご希望の無い場合には丸ゴシック書体を推奨しておりますが、既設の表示板と並べて用いる場合などは、それらとのバランスも考慮の上でご検討下さい。ただし彫刻タイプは、エンドミル彫刻加工による彫刻専用書体(丸ゴシック風)に限定されます。
なお仕様の異なる製品、特に他社の製品と併用して掲示する場合には、その書体は完全に同一のものにはなりません事をあらかじめご了承ください。多くの場合、ほぼ同じような書体であっても各社の保有しているフォントの違いによって、書体の細部には差異が生じます。

Q.プレートではなくステッカーラベルとして貼り付けたい
A.耐候性ステッカーを製作します。ご注文時は「ステッカー」である旨を明記願います。
ステッカーは丈夫なビニール製のフィルムに印刷され、表面には耐候性の保護保護フィルム粘着加工が施されますので、ラベルの貼り付けに適した平滑かつ清浄な面であれば、しっかりと貼り付けることによって屋内外を問わずに長期間にわたって色鮮やかに明示する事ができます。

Q.ビス留め式にしたい
A.穴開け加工をいたしますので、穴の径とその位置等をご指示願います。
正確な穴位置を必要とする場合は特に細かくご指示を願います。ビスで固定する場合でも、テープと併用する場合も多々ありますので、裏テープの有無は必ずご指定を願います。


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